建築実績
OUR WORKS

別荘 リフォーム
受け継がれる別荘 快適リフォーム

(嬬恋村)S様邸別荘リフォーム

リフォームメニュー
内装、水回り、外装
建物種別
戸建て
リフォーム費用
100~300万円
工事期間
約3ヶ月

リフォームエピソード
30年以上前に依頼者の親御さんが建てた別荘を息子さんがリフォーム。

別荘へは足が遠のき、建物の痛みも目立つことから、当初は取り壊しも考えられたようですが、手を加え思い出あふれる別荘を、もう一度利用する為に工事を依頼されました。 嬬恋村はスキー場やゴルフ場、温泉が数多くあることから、完成後はスキーにゴルフ、温泉など1年を通して別荘生活をぞんぶんに楽しんでおられます。

before
リフォーム前

外回りはあまり使用していない建物ということもあり、屋根には落葉が腐葉土化し、軒天は雨水が廻り込み腐ってボロボロになり、玄関と勝手口のドアも表面の面材がめくれあがっている状態でした。 リフォームの依頼内容として外回りでは屋根のふき替え、軒天・破風鼻隠しの張替え、外壁の補修及び塗装、玄関と勝手口のドアの交換などがありました。 屋内では湿気対策から和室2室を畳からフローリングに変え、汲取り和式便所はウォシュレット付水洗トイレに、浴室は床のタイル柄を変えたいとのことで違うタイルを張り増ししました。その他に給湯器、風呂がま、洗面化粧台、暖房機器の交換。汲取りのトイレから水洗のトイレにするために浄化槽埋設と浸透枡の設置をおこないました。

after
リフォーム後

外壁はクラックなど雨漏れの原因となるところを補修し、その上から塗装をしました。 既設屋根はトタンのかわら棒葺き(芯なし)でした。当初はその上からガルバリウム鋼板を被せるカバー工法で考えていましたが、落葉を落とし高圧洗浄をかけて、あらためて点検をしてみると下地の木材が腐っているところがあったので、既設の屋根を撤去し、下地を補強して新たにガルバリウム鋼板のかわら棒葺きで仕上げました。 軒天は耐久性やキツツキによる被害を考えて、表面が鋼板で仕上がっているサイディング材を張っています。キツツキの被害とは別荘で多いのですが、キツツキが軒天に穴を空けてしまう被害のことです。今回、使用している軒天材は表面が鋼板であるため穴を空けられる心配はありません。破風鼻隠しも耐久性と費用対効果を考えガルバリウム鋼板巻きで仕上げています。 畳は調湿性や断熱性もありますが、湿気がうまく抜けず臭気の原因になることもあります。久しぶりに来た別荘に入ってカビ臭さを感じたことはありませんか。原因は複数考えられますが畳も、その一つなのです。今回の物件では6帖の和室を2つ畳からフローリングに変えました。これによって、だいぶカビ臭さがとれると思います。またバーチ色のフロアを使うことによって、既設部分の壁や天井にも合った色使いになっています。 トイレの床は高い部分を撤去しフラットにしてから水気に強くお掃除のしやすいクッションフロア仕上げとし、壁は腰の高さまで松材の無垢を使った腰壁で仕上げるなどモダンな空間に仕上がっています。浴室のタイルはお施主様に選んでいただいたピンク。壁の淡い青いタイルとピンクの床が清潔感ある浴室を演出しています。